散弾銃

仕事の不満を書いて忘れ休日の思い出を書き残すブログ

本の感想

最近フリーランスにちょっと興味を持っています。動機は、かっこよく言うと単価や仕事の有無が自身の腕一本にかかっててわかりやすいからです。愚痴っぽく言うと、会社に所属しないことで自身の責任範囲を自分の報酬分の仕事に限定することが出来るからです。できない人のアシストもうしたくない。

 それに向けて最近本を少しずつ読むようになりました。手始めに「フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。」という本を読んだので感想です。

 内容は、フリーランスで働いている著者が、確定申告をするにあたって知っておきたい税金等の知識について、税理士との会話形式で教わっていくというものです。個人的に会話形式は好きじゃないのですが、この本の登場人物はクセがなく楽しく読み進められました。会話形式なので内容はかなりわかりやすくまとまっており、「年金」「健康保険」「減価償却」「白色申告/青色申告」など、耳にしたことはあるけどあまりちゃんと知らない言葉たちがドンドン理解出来たのがとても良かったです。僅か200ページ強で、確定申告とは何なのか?行うにあたって意識すること、損しない方法はあるのか?節税とはどのように行うものなのか?など、確定申告をしたことがない人間が気になるポイントに一通り触れてくれており、「確定申告」という言葉のハードルがかなり下げてくれるので、フリーランスで働くことを目指す人にとっては心強い本だと思います。

 ちなみに初版が発売されたのは2005年で、それから法制度等が変わるにつれ内容の更新があるようなので、もし読む方は最新版を買うことをお勧めします。

私がこの本の内容を実践するときにはもっと新しい版が出てる気がします…。