散弾銃

仕事の不満を書いて忘れ休日の思い出を書き残すブログ

名古屋に行きました①

旅行が好きだ。知らない世界・文化に触れることで、多様な価値観を持つきっかけを作れるからだ。どこに行っても土地柄、食事、商業などに必ず特徴があり、北海道に生まれ育った田舎者が学ぶべきことは多い。

 

意外と派手じゃない名古屋

先日から3日間名古屋に行ってきた。僕は名古屋についての知識は全くない。名古屋メシが食べたかっただけだ。知っているのはせいぜい日本三大都市に数えられていることと、金鯱、名古屋盛り、高い交通事故率(愛知)などのワイルドな文化ぐらいで、主張の強いケバケバした街をイメージしていた。

しかし激コミの新幹線を出た先の名古屋駅を見てまず思ったのは、白という色が極端に少ないことだ。壁も床もグレーやベージュ基調の落ち着いた駅。ついでに光量も少ない。名古屋盛りもいない。なんたるエレガンス。

続いて外に出ると、驚いたことに空や奥の景色がよく見える。隙間なく建物が敷き詰められた東京ではありえない光景だ。名古屋は基本的に道路が広いため、大きなビルこそあるものの圧迫感がない。僕の故郷の札幌もそうだったが、都会でありながら都会の喧騒から解放されるゼイタクな街なのである。第一印象サイコー。

 

情熱を捧げる人々

ここからはノープランだったがとりあえず他の観光地から離れたところにある熱田神宮へ向かう。織田信長がかの有名な桶狭間の戦いの前に必勝祈願をした場所で、勝利のお礼に建造させたゴツい塀などがある。また三種の神器の一つである「草薙神剣」が祀られており、その関係か重要文化財をはじめ多くの刀が展示されていたりと男の子が喜ぶものが多めの印象。なのだが実際に多かったのは20~30代のお一人様女子。最近はやりの刀剣女子なのか、刀を見るときの目つきがそのまま斬りかかるんじゃないかと思わんばかりにギラついていた。他にも水をかけた部分(手とか)がキレイになる清流とかもあるしサイコーだわな。

刀剣女子との目的意識・熱意の違いを感じた僕はそそくさとその場を後にしたのだった。

 

続く

 

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この日食べた名古屋めし

味噌カツ矢場とん)→激ウマ。しかも1600円でロースカツ2枚とかなり良心的な価格設定。

きしめん(総本家えびすや)→去年一年間で食べたのと同じぐらいの量の鰹節が入った魂の一杯が提供された(多分そういう料理)。しょっぱさを中和させる甘い油揚げをいかにセーブしながら食うかが大事。